新作メダルゲーム、SMASH STADIUMを初めてプレイしたら驚きの結果に! ゲームシステムも紹介!
3月10日に稼働したKONAMIの新作プッシャーゲーム『スマッシュスタジアム』の初プレイ体験記。
先日訪問した「タイトーFステーションオリナス錦糸町店」に再度訪問してきた。
理由としては、先日訪問時にメダルを309枚預けており、有効期限が迫っていたからである。
また得意の『バベルのメダルタワーW!』をプレイしてもよかったのだが、バベルは基本的に設定が渋いので、他のゲームをプレイしたいと考えた。
そこで、KONAMIの新作メダルゲーム『スマッシュスタジアム』をプレイしてみた。
前回訪問時にプレイしたいと思いつつも、時間の関係上プレイできなかったからである。
実はスマッシュスタジアムをプレイするのは初めてである。
この機会に、スマッシュスタジアムのゲーム内容について体験談を交えながら紹介していきたい。
- 【コナミが発売したマスプッシャー機、スマスタの紹介】
- 【スマッシュスタジアムの基本的な遊び方】
- 【スロットやボールルーレットでボーナスを狙おう】
- 【フィーバーラッシュモードについて、実際のプレイ結果をもとに紹介】
- 【ジャックポットチャンス突入!JPC中もメダルを獲得!】
- 【そしてジャックポットラッシュへ!スペシャルJPラッシュの威力!】
- 【ジャックポットラッシュ後もプレイを続けてみた】
- 【ボーナスステージに挑戦!スロットの配当アップ!】
- 【さらにプレイを続けてメダルを稼ぐ!最終結果は?!】
- 【今回プレイしたゲーセンについてはこちらをチェック!】
【コナミが発売したマスプッシャー機、スマスタの紹介】
スマッシュスタジアムは、2020年3月10日に稼働したKONAMIのメダルゲームである。
略称は『SMA STA』(スマスタ)で、筐体内の表示や公式サイトでも使用されている。
6サテライトを備えた筐体で、同社のフォーチュントリニティ等と比べるとやや小型で、同時期にタイトーから稼働した『ダイノキングビクトリー』と同程度のサイズ感である。
ストーリーとしては、SMASH STADIUMと呼ばれるスタジアムが舞台となっている。
宇宙最速をめざすレーサーが集い、主人公のヒカリがトップレーサーを目指すという内容になっている。
演出面でも、スロットの予告演出でヒカリが特訓をしたり、JPC時には実際にスマッシュスタジアムでレースをしたりする形で登場する。
また、『フォーチュンオーブ』シリーズに登場したオーブくんも登場する。
【スマッシュスタジアムの基本的な遊び方】
奥側にメダル投入口が2つあり、上段と下段に分かれている。
メインで使用するのは上段の投入口で、スロットの払い出しも基本的に上段から払い出される。
ただし、投入口の角度の都合上、投入口を最大限奥側に倒しても手前にメダルが流れてきてしまうことが非常に多い。
下段の投入口は勢いが弱く、基本的にメダルがあまり転がらない。
奥側にメダルを投入する際に使用するのがいいだろう。
これは、上段の投入口では奥側を押しにくいため、それを補うために下段にも投入口が設置されていると考えられる。
また、下段の投入口はボールの流れを制御する役割もある。
下段の投入口を最奥まで倒すと、投入口につけられたガードレールに沿ってボールが流れていく。
逆に、下段の投入口が手前にある状態でボールが奥にハマってしまうと取り出すのが困難になってしまうので、その点には注意する必要がある。
メダルの投入方式は「メダルモード」と「クレジットモード」の2つがある。
メダルモードは通常のプッシャーゲーム同様のモードで、メダルを投入するとフィールドにメダルが投入される。
クレジットモードを選択した場合、事前にメダルをクレジットにストックし、ボタンを押すことでフィールドにメダルが投入される。
物理的にメダルを投入するのは手間取る場合があるので、
「メダルを手入れしないプッシャー機はプッシャーゲームではない!」
というこだわりがある人以外はクレジットモードを選択するのがいいだろう。
ただし、クレジットモードだとペイアウトと合算になってしまうため、メダルの増減が実感として感じられないというデメリットもある。
きちんと使用したメダルを把握しておかないと、
「いつの間にかメダルが底を尽きていた!」
という事態が起こったりするので注意である。
【スロットやボールルーレットでボーナスを狙おう】
まずはスロット等でボールをフィールドに貯めていく。
ボールの数は内部で制御されているようだが、『バベルのメダルタワーW!』のように厳格な上限設定は無いようだ。
フィールドのボールを1個落とす度に、「ボールルーレット」と呼ばれる抽選が行われる。
ルーレットは基本的に以下の内容になっている。
- BALL 1個
- DIRECT FEVER RUSH
- LEVEL UP!
- アイテム
- 10 WIN
このうち「LEVEL UP!」が一番重要である。
LEVEL UP!が選ばれると、ボーナスルーレットの内容がレベルアップして再抽選が行われる。
例えばボールであれば、「BALL 1個 → BALL 2個 → BALL 3個 → …」と順次内容がグレードアップするため、LEVEL UP!を多く引けるとおいしい。
その他の項目についても説明していく。
「BALL 1個」についてはフィールドにボールが払い出される。
「DIRECT FEVER RUSH」については後述のフィーバーラッシュに突入する。
「アイテム」については、確認できた限り「無敵3秒」と「FEVER BALL 1個」がある。
「無敵3秒」は、フィーバーラッシュモードで使用されるアウトブロッカーの無敵時間が3秒伸びる。
レベルアップするごとに、3秒→6秒→10秒→15秒→…と増えていく。
「FEVER BALL 1個」は、フィーバーラッシュモードで使用されるボールが1個増える。
レベルアップするごとに1個→2個→2個→…と増えていく。
「10 WIN」についてはレベルが上がるごとに20 WINなどと挙がっていくが、上段にメダルが払い出されるだけである。
数十枚払い出されても上段のエッジが高くてあまり意味がないので、これはハズレに近い。
【フィーバーラッシュモードについて、実際のプレイ結果をもとに紹介】
フィーバーラッシュモードは、スマスタにおけるJPCの前哨戦にあたるモードである。
ただし、JPCは後述のように単純にクルーン抽選であり、フィーバーラッシュモードでもそれなりにメダルが獲得できる。
そのため、まずはフィーバーラッシュが重要であると言える。
フィーバーラッシュへの入り方は3種類ある。
- ボールを5個落とす
- スロットで7を揃える
- ボールルーレットでDIRECT FEVER RUSHを獲得する
スロットやボールルーレットは内部抽選なので、よほど内部の調子が良いときでなければ当たらない。
よって基本的にはボール5個を落としてフィーバーラッシュを狙うことになるだろう。
ということを考えていたのだが、なんとスロットで7が揃ってしまった。
最強無敵のSUPER FEVER RUSHに突入。
これは後で知った話だが、フィーバーラッシュには「通常」「SUPER」「限界突破」の3種類があるそうである。
まずはセンターにある6個のバンパーにボールを当てていく。
1回当てる度に1 WINであり、100 WINになれば第2段階に進める。
バンパーに当てることで獲得したメダルは、リアルタイムで左右の専用払出口からフィールドに払い出される。
100 WINに到達すると、「すべてのライトを消せ!」というミッションが発生する。
中央にある6個のバンパーにボールをそれぞれ5回ずつ当てればライトが消える。
全てのライトを消せばJPC突入である。
アウトブロッカーはミッション開始時にすべて復活する仕様である。
また、1 HITあたり2 WINに払い出し枚数が増えている。
今回はボールが2球とも生き残っていたのでかなり期待が持てる。
この状態であれば楽に突破できそうである。
見事JPC(JACKPOT CHANCE)獲得。
JPC獲得後も、ボールがアウトになるまではバンパーに当ててさらにメダルを増やせる。
最終的に、フィーバーラッシュだけで418枚獲得。
仮にJPCに突入できなくても十分すぎるくらいの枚数である。
【ジャックポットチャンス突入!JPC中もメダルを獲得!】
そして本命のジャックポットチャンスに突入。
JPCは各筐体の左右に設置されている専用の抽選機で行われる。
バンパーが2個と5穴のクルーンが設置されている。
まずはバンパーゾーンにボールが投入される。
クルーンが回転を始めるまでに猶予があり、その間にバンパーにあたった分は1 HITあたり3 WINとしてカウントされる。
ボールがクルーン抽選に入った後は、「JACKPOT」「SPECIAL JACKPOT」と書かれた穴に入れば当選である。
今回はSUPER FEVER RUSHだったため全ての穴がJPになっており、JPが確定している。
通常時は100 WINなどの穴もある。
そして今回はなんとSPECIAL JACKPOT RUSHに突入。
【そしてジャックポットラッシュへ!スペシャルJPラッシュの威力!】
JP穴に入るとJPラッシュに突入する。
通常のJPラッシュとスペシャルJPラッシュは、システム的にはほとんど違いはない。
まずは先ほどと同様左右のバンパー&クルーンの抽選機を使用する。
バンパーに当たると1 HIT当たり4 WINのメダルが払い出される。
しばらくするとクルーンが回転を始め、「継続」の穴に入れば同様に続いていく。
この1 HIT当たりのレートは「継続」の穴に入るたびに増えていき、最大で1 HITあたり10 WINの払出しになる。
「終了」の穴に入るとフィニッシュボーナスが払い出され、JPラッシュが終了する。
今回は1回継続しただけで終了。
それでもフィニッシュボーナスが700枚と破格である。
通常の「JPラッシュ」と「スペシャルJPラッシュ」は基本的な仕様は同様である。
違いは主に払い出し枚数である。
JACKPOT RUSH
- フィニッシュボーナスが300枚からスタート
- 継続時のフィニッシュボーナス増加が100枚
- 最大獲得枚数は9999枚
SPECIAL JACKPOT RUSH
- フィニッシュボーナスが500枚からスタート
- 継続時のフィニッシュボーナス増加が200枚
- 最大獲得枚数は20000枚
- 継続率が通常のJPラッシュより高い(らしい)
JPラッシュが終了すると演出とともに払出しが行われる。
架空のレース競技を題材にしていることもあり、演出の映像の中でファンからの声援を受けながら優勝カップを受け取る映像が流れる。
最終的な結果はフィーバーラッシュが418枚、スペシャルJPが1152枚で、トータル獲得枚数が1570枚であった。
上限からは程遠いが、それでもフィールドに大量にメダルが払い出される様子は圧巻である。
これがメダルゲームの醍醐味といったところ。
問題点として、プッシャーと払出機の仕様上、上段の奥側と下段の手前側にメダルが貯まりやすい。
上段の奥側は前述のようにメダルが押し出しにくいので、せっかくのメダルを払い出すのに苦労しがち。
また、ボールを落とすことを狙う都合上、下段の手前側はあまり狙いたくない場所である。
そして次にボールが払い出されるときに、手前にメダルが貯まっている都合上ボールが奥に行きにくくなっており、次回ボールを落としてフィーバーラッシュに突入するのに時間がかかりやすい。
JPラッシュでいい気になったところで回収を掛けるというのがメダルゲームの基本的な設計だと思われるので、おそらくは意図的なものである。
しかし下段手前側のメダルはもったいないので何とか掃除してから帰りたいのが人情である。
【ジャックポットラッシュ後もプレイを続けてみた】
まずはフィーバーラッシュ前に落としたボールの抽選を終わらせる。
ボールを5個落としたので再度フィーバーラッシュに突入。
そんなに2連続で上手くいくこともなく、80枚で終了。
フィールドにボールがないからなのか、BALL 3個が当選。
それ以外は小当たりばっかりなので、正直回収期を感じていたところ。
とはいえフィールドの掃除も兼ねて次のフィーバーラッシュのためにボールを落とすまではやるか、と思い続行。
なんと、再度JPC獲得。
今回は通常のフィーバーラッシュなので、クルーンのJPの穴は少ない。
しかしまたしてもJPラッシュに突入!
今回も継続2回で終了。
フィーバーラッシュ318枚、JPラッシュ722枚でトータル1040枚の払出しである。
フィールドにメダルが貯まりすぎてボールが前に進まない。
それでも何とか手前側にメダルを投入して頑張る。
フィールドにボールがかなり貯まっているので、その点を踏まえて引き際を見極めたい。
しかし期待もむなしくフィーバーラッシュは49枚で終了。
他のサテライトのフィーバーラッシュ待ちの間に落としたボールがあったので、次にフィーバーラッシュに入ったら撤退しようとして帰る準備をする。
結果は158枚。
第2段階のミッションがクリアできなかった。
しかし、ボールが2個落ちており、フィールドのボールも落とし口の近くに貯まっていたので、ラストチャンスに掛けてプレイを継続。
【ボーナスステージに挑戦!スロットの配当アップ!】
想定外の事態として、BONUS STAGEに突入した。
ボーナスステージには、画面上部のボーナスステップが貯まると突入することができる。
ボーナスステージではスロットの配当がアップする。
5回連続で挑戦できる。心なしかスロットの当たる確率が上がっている気がする。
5回目ではずれるとボタンでスロットを止めて継続/終了を決める。
上手く継続できれば残り回数が復活する。
単純に上段からメダルが払い出され続けるので、上からメダルが降ってくるJPラッシュよりも押し出しには効果的かもしれない。
【さらにプレイを続けてメダルを稼ぐ!最終結果は?!】
ボーナスステージ中にフィーバーラッシュに突入したが73枚で終了。
そしてボーナスステージもすぐさま終了。
ボールが落とし口に近いので、それらを落としてボールルーレットの出目次第で続けるかどうかといったところである。
ボールがどんどん払い出されてフィールドにボールが貯まる。
ボールでボールを押し出すような状況に。
『アラビアンジュエル』を彷彿とさせる。
メダルも残り少なくなってきたので、次のフィーバーラッシュが終わったら帰ろうかなと考えていた。
しかしここで更にJPC突入。
クルーンの目が渋いので正直あまり当てにはならない。
さすがに回収期か?
しかしなんとJPラッシュに突入!
ここから更にメダル増加を狙える状況に。
そんなこんなでなんとラウンド7まで到達。
「限界突破FEVER RUSH」という選択肢まで登場。
しかしそんなにうまくいかずラウンド7で終了。
雨の中転倒してしまうヒカリ。
相棒のオーブくんとの思い出が走馬灯のように蘇る。
(しかしアルバイトとか趣味のダーツはレースと関係なくないか?)
ここで謎のパワーを得て立ち上がる。
前のレーサーを怒涛のラッシュで追いかける。
短距離走じゃないんだからそんなに加速できる訓練はしてないんじゃ…。
前方から転がってくる巨大な障害物もジャンプでかわして前のレーサーをごぼう抜き。
そして見事栄冠を獲得。
感動のストーリー…なのか?
文字情報がなさ過ぎてあんまり流れがよくわからなかったが、それなりにJP継続したので感動物語なのだろう。
トータル3030枚の破格の大放出。
最初のスペシャルJPラッシュの2倍近い払出しである。
クレジットは1455枚まで増加。
フィールドの掃除をしつつ、ボールが貯まったので再度フィーバーラッシュ。
今回は81枚で終了。
その後ミリオネットのミリオンJPで80枚の払出。
そろそろ撤退してもよかったが、ボールが落とし口に近いので、それだけ落としておこうと考える。
するとまたしてもJPC突入!
が、そう何度も上手くいかず、今度は100 WINで終了。
復活チャンスということで100円を入れれば再抽選できるという、バベルやㇾッ釣りのようなシステムも搭載されているが、もう十分メダルは増えたので課金はしない。
それでも462枚という少なくない払い出し枚数である。
その後もボールが落とし口近くまで残るパターンがあったので何度かフィーバーラッシュに挑戦したが、何の成果も得られず終了。
フィールドもあらかた掃除でき、次のフィーバーラッシュまではボール4個なのでちょっとメダルがかさみそうかなと思いここで終了。
一時期は1455まで増えたクレジットは919枚まで減ってしまったが、ここまで増えれば上出来である。
払出しの上限が400枚なのでアテンダントペイでメダルを貰い、この日は終了。
【今回プレイしたゲーセンについてはこちらをチェック!】
今回プレイしたタイトーFステーション オリナス錦糸町店は、地下鉄半蔵門線4番出口を出てすぐ、錦糸公園の目の前にあるゲームセンターである。
大型商業施設「オリナス錦糸町」のB1Fにあり、メダルゲームを中心にさまざまなゲームが設置されている。
詳しくは下記の記事をチェックしていただきたい。