Rolling Gunnerのロケテストがあったので、久々に横シューをプレイしにゲーセンに行ってみた
アーケード用横スクロールシューティングゲーム『ローリングガンナー』のロケーションテスト体験記。
タッチパネルやイヤホンジャック、USB充電端子などを備え、1つの筐体で複数のゲームを選択して遊べるセガの最新筐体「ALL.Net P-ras MULTI Ver.3」。
そのオールネットプラスマルチに、新作ゲームとして『Rolling Gunner』というシューティングゲームが配信される。
そのRolling Gunnerのロケテストが実施されると聞いて、実際にゲームセンターに赴いてみた。
- 【筆者のシューティングゲーム経歴について】
- 【ロケテストの概要|東京都のゲームセンター3店舗で実施】
- 【ゲームシステム】
- 【カジュアルモードをプレイしてみた】
- 【オリジナルモードをプレイしてみた】
- 【スコアアタックモードをプレイしてみた】
- 【家庭用版について】
【筆者のシューティングゲーム経歴について】
自分はレトロ系のシューティングゲームは実は大好きである。
学生時代にiアプリ版の『GRADIUS』をプレイしたのが横スクロールSTGにハマったきっかけである。
iアプリとは、かつてドコモのフィーチャーフォン(ガラケー)で配信されていたアプリの総称である。
「コナミネットDX」という、月額315円でiアプリのゲームがプレイし放題のサイトがあった。
そこでいろいろなゲームがプレイできたので片っ端からダウンロードしてプレイしていた。
その中でもグラディウスは、戻り復活であるためゴリ押しが通用せず、自分が上達するしかなかったという意味で、シューティングゲームの楽しさを教えてくれた。
折しもゲームセンターではちょうど『オトメディウス』が稼働していた頃だったので、グラディウスシリーズを中心にゲーセンとアプリでシューティングを片っ端からプレーしていた。
実家に帰ってからはゲームセンターが近くになく、またスマートフォンの時代になっていたため、ゲーセンや携帯電話でシューティングをプレイする機会は大幅に減少した。
代わりに、プレイステーション・ポータブルを購入し、『GRADIUS PORTABLE』で歴代作品を本格的にプレイしていた。
PSP版は、本格的な移植を求めるマニアからは評価が低いようだが、基本的な部分の再現度は悪くない。
場所を選ばずグラディウスを遊べるのは、シューティングに入門したての自分がのめり込むには十分な完成度であった。
社会人になってゲーセンに多く行くようになってからは、関東地方に引っ越したこともあり、レトロ系を揃えるゲームセンターも多くあってさまざまなタイトルに触れる機会が増えてきたところである。
【ロケテストの概要|東京都のゲームセンター3店舗で実施】
ロケテストは2020年7月3日(金)から、以下の3店舗で行われている。
終了時期は未定である。
【特報】アーケード版 Rolling Gunner のロケテストが決定!以下の通り実施いたします!
— Project Rolling Gunner official (@rollinggunner) 2020年6月30日
期間:2020年7月3日(金)より(期間未定)
実施店舗:
セガ秋葉原1号館https://t.co/cNwxQKgrX9
クラブセガ新宿西口https://t.co/ixlx5iBfPe
ハイテクランド セガ 渋谷https://t.co/uQBbhgLnfu
<↓続く> pic.twitter.com/pCUqMlEboU
今回は「セガ秋葉原1号館」にお邪魔してロケテストをプレイしてみた。
セガ秋葉原1号館 #セガのお店にきました pic.twitter.com/YrNFvH6xAI
— ファラオ改 (@idol_pharaoh) 2020年7月8日
該当の台は6Fにあるビデオゲームコーナーに設置されていた。
セガのアミューズメント用ICカード「Aime」に対応しており、データを記録できる。
また、筐体には電子マネーに対応しているかのような表示がされていたが、ロケテスト版であるためか現金にしか対応していなかった。
【ゲームシステム】
1レバー+3ボタンで、基本的には近年のシューティングゲームにありがちなボタン設定である。
キーコンフィグはゲームスタート時に設定可能。
デフォルト設定では以下のようになっている。
- 1ボタン:ショット。長押しでローリングガン固定。
- 2ボタン:ボム。エネルギー最大時はパワーアップ。
- 3ボタン:ショット連射。
通常ショット連射は「ファイターモード」と呼ばれており、スピードが速く、広範囲に攻撃することができる。
ローリングガンは基本的に自機のレバー入力と逆方向に発射されるので、逃げつつザコ敵を倒す、という動きが基本となる。
通常ショットを長押しすると「ガンナーモード」となり、ローリングガンの方向が固定される。
移動速度もゆっくりになるので、ボス敵など緻密な操作が要求される場面に向いている。
2ボタンはボンバーである。
…あれ?
インストラクションカードには「ボム」って書いてなかったか?
どっちが正しいんだ?
エネルギーが最大のときに2ボタンを押すとパワーアップし、一定時間だけ攻撃力が上がる。
パワーアップ中は周囲に円状のゲージが表示され、残り時間が表示される。
パワーアップ中にアイテムを取るとリミットゲージが貯まる。
そのときに2ボタンを押すとリミッター解除ができ、攻撃力がさらに上がる。
モードはcasual mode、original mode、expert modeの3つがある。
【カジュアルモードをプレイしてみた】
難易度が低めという触れ込みのカジュアルモードをプレイ。
序盤はマイルドな感じで難なく進める。
3面辺りから、嫌らしい弾幕を張ってくる硬い敵が現れてくる。
ここでゲームオーバーになってしまった。
初めてなので最後まで行こうと思ってコンティニュー。
ボス敵は『沙羅曼蛇』に出てくるテトランのような弾幕を張ってくるキャラクターだった。
みんなのアイドル、テトランじゃないか! pic.twitter.com/P9HIwSrGEA
— ファラオ改 (@idol_pharaoh) 2020年7月8日
その後も弾幕をばら撒くハッチなどに苦戦。
ボス敵の弾幕も激しさを増してくる。
ここで更にコンティニュー。
ボムの無敵時間を利用して辛くもクリア。
グラディウスVに出てくるブラスターキャノンコアと隕石(ジャガイモ)なしで戦ってるような感じ。
こういうのは苦手である。
一定のダメージを与えると周りの大型ビットが分離して攻撃してくる。
更にダメージを与えると、中心部分が弾幕をばら撒いてくる。
この手の弾幕の間をくぐるしかない攻撃パターンも苦手である。
コンティニューを連打して無理矢理進める。
ラスボスは分離したビットがレーザーを吐いてきたりしてとても難しい。
誘導必須だが、本体も弾幕を連打してくるのでかなり大変である。
ということで何とかクリアできた。
【オリジナルモードをプレイしてみた】
続いてオリジナルモードをプレイ。
敵の攻撃が激しい。
最初からロケテストレポートのつもりで行ったのだが、写真を撮る余裕はさすがになかった。
2面の中ほどで終了。
大体の内容は同じで難易度が違うだけなので、ここでは1コインで行けるところまでで終了。
【スコアアタックモードをプレイしてみた】
ストーリーモードとは別にスコアアタックモードが存在する。
1ステージ単位でスコアを競うモードである。
エネルギーの自動回復と、ランク上昇率の増加で早い展開が行われる。
エネルギーが貯まりやすいので、パワーアップを活用した派手なプレイを行っていくことが求められる。
【家庭用版について】
実はこのローリングガンナーというゲームはWindows版とNintendo Switch版があり、それらのアーケード移植版という位置づけである。
PC版リリース時には、ファミ通.comでクリエイターインタビューが行われている。
製作陣は「Project Rolling Gunner」と呼ばれている。
小泉大輔氏が中心となり結成されたプロジェクトで、そうそうたるメンバーが集まって製作された。
個人的には、元ZUNTATAのCOSIO氏がサウンドを担当していることに運命を感じていたりする。
『グルーヴコースター』の稼働開始時のイベントでnamco博多バスターミナルでサントラにサインを頂いていたりした。
筐体でプレイされる際は、ぜひイヤホン・ヘッドホンを持参してサウンドに耳を傾けながらプレイしていただきたい。